ふと、名刺を作り直さなければ、と思い立って、初めてオンラインマーケットで検索し、
Cさんというグラフィックデザイナーの女性にコンタクトしました。
驚いたことに、折り返しいただいた返信には、彼女も以前ヒーラーをしていたことがある、
と書かれていました。
とてもセンスの良い方で、名刺のデザインはすこぶる順調に進み、
満足のいくものを作っていただきました。
そのうち、遠隔ヒーリングの交換セッションをしましょう、ということになりました。
私はCさんにお会いしたこともなく、ご本名も、どのようなヒーリングをされるのかも
知りませんでしたが、とてもクリアな方だという信頼感があったので、
日時だけ約束をしました。
ところがその夜、 Cさんのヒーリングが始まったとたん、あまりのパワフルさに
目が点になってしまいました。
脳にグイグイと働きかけるエネルギーで、次元がグニャリと変わっていくような
感覚がありました。
次第にハートが解放されるのを感じ、深く癒されていきました。
終わった時には、うれしくて「Cさん、素晴らしい!感謝感謝!」と
思わず拍手をしてしまったほどでした。
その後続いて、今度は私からCさんにヒーリングをさせていただきました。
翌日、互いのセッション内容をメールでシェアし合って、さらにまた、
シンクロや繋がりの多さに、鳥肌が立ちました。
Cさんのヒーリングは瞑想をベースにされていましたが、その知覚世界は、
私のものと似た雰囲気がありました。
またエジプト、過去生と未来生、天体、鉱物…といった、共通したモチーフが
両方のセッションに現れていました。
彼女の描写はとても幻想的で美しく、示唆に富んでいました。
許可を得て、一部を引用させていただきます。
***
それを癒そうとすると、すぐに透明になって行って、キレイな女性へ。
でも純度が高いのか透けていて白い薄い線画のような感じです!
もう、癒すところがない感じで(笑)
山口さん、とっても軽いなぁ…!という感覚です!
その女性は白い線画と透明の間で行き来をしていたのですが、
透明というのは全て内包していて、何者にもなれるし、何にでもなれる、
というようなことを伝えてくれました。
(光、色はすべてを内包していると透明。
わたしたちのみている空気が透明なのは全てが内包されているから)
彼女は踊りながら空中からキラキラした光(色)を次々と取り出して
虹色の輝きを振りまきながら、クルクル舞っていました^ ^
そうこうしているうちに、黒い球体が出てきて、
これは何かなと思っていると、地球という回答でした。
わたしたち(山口さんとわたし)は癒されているから、
地球(宇宙そのもの?)を癒そうという趣旨(?)のようです。
その球を柔らかいエネルギーの膜で囲って、癒そうとすると
マカバの形が出てきたあと、先ほどの透明な女性がまた現れると
鏡合わせのように2人に分かれたあと
左右半分づつゼリーのようなシャボン玉のような雰囲気の
透明のまぁるい枠を地球の球体を忠実に作ってくれました。
そうするうちに透明の2人の女性がグルグルと回り出して
地球を左右に割って、ぐるっと回しました。
(わかりにくいですが、ルービックキューブをぐるっと回す感じです)
それをどんどん繰り返すビジョンで、
あぁ、山口さんの回るエネルギーってこういうことか、
命をつくるってこういうことか、となんか納得しました 笑
そして、その女性たちは、これは卵割ですっておっしゃっていました。
わたしにはピンと来ていないのですが、
球は命、地球も命、人間も命、巡る、回る、
ということを伝えたいようでした^ ^
そのあとはブラックアウトし、
しばらくは黒い(暗くはないです!)場所に、
銀色の輝きがさらさらと落ちて来ることが続きました。
(砂時計の砂のような、でも、もっと色々な粒の大きさの粒子が流れていて…
ナウシカの、腐海の森の中に落ちて、天井からサラサラと砂が落ちて来るような、
あのイメージに近いです!)
これもとっても綺麗で、時の流れとか、エネルギーの流れとかを表している、
その場を整えているのかな、と感じるビジョンで、
も山口さんがされているお仕事の象徴なのかなと感じました。
***
2人の女性のメタファーが興味深く、読み返すたびに気づきがあります。
合わせ鏡をのぞくような、不思議な感じがしてきます。
じつは、セルフヒーリングをしながら、よく地球へのヒーリングもしています。
こう書くと、なんだか偉そうな感じですが、
ただ宇宙にポツンと浮かぶ青い宝石のような星の姿が、
子どもの頃から好きだったので、ほとんど地味な趣味、という感じでした。
ですから、Cさんの言葉にはとても驚き、励まされるものがありました。
おそらくデザインというのもヒーリングの1つの表現といえるのでしょう。
Cさんはヒーラーとしても素晴らしい能力をお持ちですが、
グラフィックデザインを通じても、美しく整理された視覚的な情報によって、
実社会において癒やしの仕事をされているのだと思います。
そう考えてみると、どんな仕事にも(有償無償に関わらず)創造的な要素はあって、
対人間に限らず、癒やしに繋がる奉仕的な部分が、本来どこかにあるのかもしれません。
人との出会いに偶然はなく、周波数の似たものに出会うのは自然の法則だと
私は思っているのですが、それにしても、瓢箪から駒、というか、
ドラえもんの異次元ポケットというか、
世の中いったいどこから何が飛び出してくるか、わからないものです。
ともかくも、Cさんと巡り合えたことはありがたく、光栄なことでした。
そしてあらためて、地球のことを想います。
彼女の文章を読みながら、
天文学者のカール・セーガンの言葉を思い出していました。
ご存知な方も多いかもしれませんが、こちらにリンクでご紹介します。
“Pale Blue Dot”